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日々の主婦活、女子活についてダラダラ綴ります。
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ララランドを観ました。Amazonプライム・ビデオで。

かなり話題になった名作とはいえ、私のあまり得意ではないミュージカル。
どんなもんかな〜と思って観たのですが、やはり話題になるだけあるなと思いました。

まず、歌がとっても良い。
歌詞がじわりじわりと胸の奥にある感情を湧き立たせてくれる。
同じくミュージカルでどんな感じなのかな〜と観に行った『美女と野獣』は
「歌がいい」というより「歌が表現として素敵」だったのに対し、
『ララランド』は純粋に「いい歌だな」と思って聴いてた。

そして映像が綺麗。
ミアの鮮やかなドレスが素敵。
ロサンゼルスの街並みが超綺麗。こんな街で暮らしてみたい。
でも動きも含めて美しいと思うので、絵画的というよりやっぱり映像的に美しい。

あと、個人的にはミアの気持ちの動きがわかりやすかった。
オーディションに落ち続けるとか、もう私はダメだと思うあたりとか他人事ではなかった。
さすがに演技している真っ最中にゴチャゴチャされたことはないけど、
「これはダメだな」と思いながらオーディションを続けなきゃいけないところとか「ミア……泣」ってなった。

こういうところは好きな作品だなと思ったし、実はミュージカル嫌いじゃないのかもしれないなとも思いました。

ただ、映画だから仕方ないと思うんだけど、ミアの情緒、浮沈みが激し過ぎてちょっとついていけないところもあったかな。
そんな一言二言の過ちで出ていったり音信不通みたいにしてたら、1人の男と愛を育むことはできないと思う。
セブはなんか迎えに行ったりしてたけど、あれで迎えにきてくれる男はどれくらいいるのかしら。

あと最後の演出はよくわからなかった。
「もしもあの時こうだったら」をダイジェスト的に表現してるのかとは思ったけど、
それを表現する理由がわからなかった。

ミアの情緒の激しさを受け入れられないこと、最後の演出「もしも話」の必要性が理解できないこと、
その理由ってもしかしたら平たく言うと「恋愛偏差値」的なことになるんじゃなかろうか。

恋愛は相手の情緒を受け止める力が必要。
それに加えて、「この人なら受け止めてくれると信じる」力も必要。
さらに「もしもあの時……」って言う感傷的な気持ちへの理解も必要。
その気持ちを受け止めて、それでも前に進む強さも必要。

これら必要なものが私に欠けているのかもしれないな、ということに気づかされるはめになりました。
よく考えたら、仕事とか生き方とかへの共感や感動はあったのに、
恋愛に関することはほとんど拾えていない。
だから私は月9見ながら「こいつら恋愛のことばっかり。ちゃんと仕事しろよ」って感想が出てくるんじゃないか。
だって月9だもの。恋愛を描くドラマだもの。そりゃ恋愛しますよ、それが仕事だもの月9の登場人物の。

新年早々、結構えげつないところをえぐってくる作品だった『ララランド』。
恋愛偏差値の低さを教えてくれた『ララランド』。
ちなみに何でタイトル『ララランド』なんですか『ララランド』。

追伸
私は「Another Day of Sun」より
「someone in the crowd」の方が好き。
そういうとこにも、性格出るよね。
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