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日々の主婦活、女子活についてダラダラ綴ります。
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読書を月3冊、その重圧に潰されそうです、中馬です御機嫌よう。

もうだめだ。私ごときに月3冊は無理だ。
そう思いながらも、今まとめて2冊読んでいるところです。

まず記念すべき1冊目。
『緊張をとる』芸術新聞社/伊藤丈恭

1冊目にふさわしい本だったと思います。
なんといっても読みやすくて面白いし。
ただ読んでるだけだと、すごく長い学研の宣伝漫画みたいな趣がありますが、
実践を伴いながら読むならとてもパワーをもらえる本だと思いました。

緊張している今、まさにこの時、を救ってくれるような即効性のある内容ではありません。
だからこそ、役者は日頃から鍛錬が必要なんだなと思いました。

32歳にして、私は私なりに本を読むようになってきて思うのですが、
世の中には「もっと早く出会いたかった」と思う本のなんと多い事でしょう。
この本もまさしくそんな本です。

ズルを入れるのが工夫であるとか、
知らないうちに完璧主義に陥ってるとか、
損得で謙虚を使い分けるとか、
3段階思考で考えるとか。

学校で教えてくれよっていうような内容ばかりです。
自己啓発本も何冊も読んできましたが、それらにこんな事書いてなかった。

これらは芝居、演劇との向き合い方として書かれている部分もありますが
例えばサラリーマンの方とか、私みたいなフリーランスとか、自営業の方でも
働く全ての人に当てはまる内容なのではないかと思います。
もちろん私は芝居をガッツリやっていた学生時代にこの本を読んでいたら、
もう少しマシな芝居ができていたのではないかと後悔ばかりです。

「緊張をとる」というタイトルですが、これは「向き合い方」の本でもあります。
自分の大事なものと、大事な目標と、人生と、どう向き合うのか。
そういうことも考えされられる内容でした。

スタニスラフスキーシステム。
初めて出会ってからずっと私の心に澱のように沈み溜まっている言葉です。
考え方的にはわかってきたような気がするけど、どう実践したらいいのか。
その答えをいただけたような気もします。

とにかく何かに悩んでいる人、なんとなく行き詰まっている人はもちろん
軽い気持ちで読める本を探している人にもオススメの一冊です。
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